カ タ ク リ
平成21年4月19日
館野高層気象台 最高気温20.1℃ 最低気温9.6℃ 快晴

カウンター
 快晴に恵まれた筑波山で、自生のカタクリに出会いました。

坂東二十五番札所大御堂と筑波山神社をお参りした後、せっかくここまで来たのでケーブルカーで上りました。
ケーブルカーの駅から筑波山神社女体山御本殿へ行く途中に、カタクリが群生しているのに驚きました。
もう花のピークは過ぎていましたが、まだ可憐な花がたくさん咲いていました。

片栗(カタクリ)(Dog tooth violet)
百合(ゆり)科。
・学名 Erythronium japonicum
Erythronium : カタクリ属
japonicum : 日本の
Erythronium(エリスロニウム)は、 ギリシャ語の「erythros(赤)」が語源。
(ヨーロッパ原産のカタクリは花色が赤い)

・「片栗」の漢字は、食用にする根の鱗片が 栗の片割れに似ていることからあてられました。
・古名は「傾籠(かたかご)」。籠を傾けたようにして咲くところから。
それがしだいに「かたくり」となりました。
また「かたかご」は「片葉鹿子(かたはかのこ)」の意味もあり、
育ってしばらくは片葉(一枚葉)で 葉に鹿子模様の斑点があることからつけられました。
・英名は「Dog tooth violet」(犬の歯の”すみれ”)。

・「もののふの 八十(やそ)少女らが くみまがふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花」
大伴家持(おおとものやかもち) 万葉集
・ピンク色の花が下向きに咲きます。
・花は陽のあたるときのみ開きます。
・種子が地中に入ってから平均8年目で ようやく2枚の葉を出して開花します。
・樹冠が緑の葉に覆われる前のわずかな日光を利用して地下の鱗茎を太らせて花を咲かせます。
5月頃に葉も枯れ、後は翌年の3月までの10か月間は地中で球根のまま休眠します
このように地面からは完全に消えてしまいます。
早春、カタクリは、他の植物に先がけて花を咲かせます。
逆にまわりの木々や草がすっかり緑になる季節に なると地上から全く姿を消してしまいます。
このような植物のことを ヨーロッパでは 「スプリング・エフェメラル”春のはかない命”」とか
「エフェメラルプラント ”短命植物”」と 呼んでいます。
(エフェメラとは「かげろう」のこと)。
「季節の花300」より
マムシ草もたくさん生えていました。
大勢の人が、ケーブルカーやロープウェイで訪れていました。






































































筑波山女体山山頂875.9mより